巨人は27日、川崎市のジャイアンツ球場で全体練習。原辰徳監督(54)は改めて、レギュラーといえども厳しい姿勢で臨む方針を明らかにした。前日26日のオリックス戦(東京ドーム)では攻守に精彩を欠いた村田修一内野手(32)を一回終了時に交代させた。一夜明けてもフォローすることなく、「(移籍1年目の)去年はお客さま扱い。ファミリーになったから(声は)かけない」と結果で失地回復することを求めた。初夏を思わせる陽気の中、原監督は外野フェンス沿いをウオーキングし、中堅後方でストレッチ。村田に声をかけることはなく、その村田は黙々と汗を流した。主力への無言の激励だった。「(村田には)何も言っていないし、言わない。今年は真のファミリーになったし、大切な位置付けにいる」前日26日のオリックス戦。一回の三塁守備で失策を犯し、その裏の打席で3球三振に倒れた村田を二回の守備から途中交代させた。「心技体ともに準備不足」とチームの枢軸を容赦なく切り捨てて、引き分けに持ち込んだ。一夜明けたこの日、フォローも鼓舞もしなかった。突き放したようだが、言葉の裏に村田への愛情を込めた。「(移籍1年目の)去年はお客さま扱い。ファミリーになったから(声を)かけない。プロは言われて反省しているようではだめ。言われる前に反省するのがプロ」厳しい姿勢も、村田を巨人の一員として認めたからこそ。村田は「あした(対ソフトバンク、東京ドーム)頑張ります。やることをやるだけです」と意気込んだ。40年ぶりの日本一連覇を目指す今季は、厳しい采配に徹している。23日の楽天戦では、先発ホールトンをリードしている五回途中で降板させ、逃げ切りに成功した。チーム状態が良くない中、ときに非情とも思える用兵術で選手にムチを入れ、首位を守っている。「自分でプラスに変えていくことが大事。マイナスのことを思ったら簡単なことよ。しかし何も残らない」と原監督。2位阪神とは1・5ゲーム差。ナインに緊張感を持たせながら、ゴールへ突き進む。
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